ビタミンAは皮膚や粘膜を丈夫にするはたらきを持ち、そして目の網膜に含まれる成分、ロドプシンの構成成分であることから、不足すると「お肌の乾燥、口内炎、風邪をひきやすい、暗いところでの視力が落ちる」などのおそれがあります。
ビタミンAには、緑黄色野菜に含まれ、体内でビタミンAに変化するベータカロチン(カロテン)、動物性食品に含まれるレチノールがあります。ビタミンAの前駆体(体内で変化する前の状態。プロビタミン)である、ベータカロチン、ビタミンA共に脂溶性ビタミンですので、食事の際に摂取する事で吸収率が良くなります。野菜の油炒めは、熱に強いベータカロチンの特性を生かした、効率の良い調理法といえます。
ビタミンAの場合、過剰摂取で体内にたくさん蓄積されてしまうと、頭痛、吐き気、肌荒れなどのおそれがあるようです。
ですが、ベータカロチンは体内で必要な分だけビタミンAに変化するので、過剰摂取の心配がありません。また、変化しなかったベータカロチンも抗酸化作用をもっているという点で
「ビタミンAの摂取はベータカロチンが良い」と注目されているようです。ベータカロチンを摂りすぎると、手や足の先なんかが黄色くなってしますそうですが、摂取をやめればすぐにもとにもどり、健康上の害も特に無いそうです。
私は小さい頃、冬、こたつに入ってテレビなんか見ながら、とめどなくみかんを食べていると、手どころか顔まで黄色くなってビックリ!した(された)事があります(みかんの産地の方なんかも、きっと経験ありますよね?)。なるほど、ベータカロチンの摂りすぎだったか〜(>_<)あれは!
他にも、ほうれんそう、パセリ、にんじん、ブロッコリなどから摂取できますが、野菜が苦手な人は、黄色くならない程度にみかんを召し上がってください。野菜やくだものが、いっさいダメという方(この方、他の栄養も心配ですが...)は、「のり」がおすすめです。ガマンしてパセリを食べる事を考えたら、そりゃあ楽です。一日の必要量ならほんの何枚かで足りてしまいます。特に、最近ブームの「韓国のり」がおすすめですね!塩と「ごま油」で味付けがしてあるので、吸収率も良く、しかもおいしい!ときてます(*^_^*)
韓国の映画スターはみんなびっくりするほど肌が白くてキレイなのは、小さいころから食べている、この「のり」の仕業ではなかろうかと思います。
ビタミンAの摂取上限は600マイクログラム、または2000IU(IU:インターナショナルユニット。国際単位。量で計るのが難しい栄養を、効力としてあらわした単位)というのが基準なようです。ですが、IUの単位も日本とアメリカで違っていたりするようですし、ビタミンA系のサプリメントだと、ベータカロチンに置き換えられていたり、と、なかなか数字でつかむのは難しく感じられます。
レチノールでの過剰摂取は、妊娠初期に摂りすぎる事で奇形児の出生率が高くなるなど、他のビタミンの過剰症にくらべて、危険とされる副作用が多いようです。ですので、サプリメントも「ビタミンAを摂取できるサプリメント」は、過剰摂取にならない「ベータカロチン」がほとんどです(「ビタミンA」という成分表示のままのサプリメント、ほとんど無いのでは?)。
レチノールは卵黄、レバー、うなぎ、などに含まれているので、おなかに赤ちゃんがいる方は、これらの過剰摂取に注意してください。
ビタミンAは健康なお肌、風邪の予防、夜間視力の維持などに必要なビタミンですが、動物性食品の過剰摂取に気をつけて、注目のスター「ベータカロチン」での摂取を心がけるようにしましょう!
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ビタミンAのおはなし
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(↓おいしいみかんのしわざです)
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