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鉄は、体内の酸素を運ぶとても重要な役割をしている「赤血球」の主成分「ヘモグロビン」を構成しているミネラルです。ほとんどの女性は知っていらっしゃると思いますが、不足すると貧血、めまい、体がだるい、といった症状が出てきます。生理による出血で失われる、妊娠によっておなかの赤ちゃんの分の鉄分が必要になる、などの事で、男性よりもずっと、欠乏に注意することが必要になってきます。
成人女性で鉄分の不足による貧血は、10%に届くかという割合だそうです。10人にひとりくらい「貧血」の症状があるということになると、けっこう高い確率ではありませんか?気を抜くとすぐにそのひとりになってしまいそうです。鉄は体内で再利用されますので、毎回それほど多くの量を摂取することはありませんが、欠乏の状態になっていてはどうしようもありません。
一日の所要量は、男性で10r、女性は12r(妊娠、授乳中は+3r)とされています。どんなに少なくとも、生理のある女性では一日1.5r、妊婦さんは4rの摂取が必要だといわれています。
また、「鉄」ですので酸素との関わりでサビの心配があります。肝臓に十分な量が蓄えられていると、余った鉄は血液中に出て行きます。そして酸化しようとする性質の為、体内に余分な活性酸素を発生させてしまう事になります。人体におこる病気のほとんどは、この活性酸素によるものであるとも言います。過剰摂取にも十分に注意する必要があります。
食品では、レバー、ひじき、ほうれんそう、ナッツ系、魚の赤身などに含まれます。また、コーヒーなどに含まれる「タンニン」は鉄の吸収をさまたげます。貧血気味だと自覚している方は、食事の際に摂取した鉄分を大切にするために、食後のコーヒーはひかえましょう。逆にレバーなどが好きで、食べ過ぎたかな?なんてときには逆にこの効果を利用してみるのも良いかもしれません。
男性や閉経後の女性の必要量は多くないので、サプリメントなどでわざわざ摂取する必要はなさそうです。
女性の健康維持に大切な「鉄」。過剰摂取に気をつけて、不足しない量を上手に摂取しましょう!